田舎で仕事をすると、通勤の面においてメリットがあります。企業が多数ある都市部へ通勤する場合、毎日満員電車に乗ることになるでしょう。しかし、田舎に通勤する場合、都市部よりも企業が少ないので、通勤ラッシュの時間帯でもそれほど車内が混み合いません。そのため、出社したときには、既に疲れているというようなことはないでしょう。また、田舎の企業は駐車場のスペースも十分に用意できるので、車通勤をすることも可能です。道路の信号は少なく、渋滞に巻き込まれることもない少ないので快適な車通勤ができます。
都市部の企業の周りには、飲食店等が数多くありますが、田舎の場合、企業周辺にはほとんどないこともあります。そのため、お付き合いで飲みにいかなければいけないような機会が少なくて済むでしょう。仕事の後のプライベートな時間を大切にしたい人には良い環境かもしれません。しかし、会社帰りに立ち寄るようなお店がないと不便に感じることもあるでしょう。また、コミュニケーションを図る機会がないと感じる人もいるかと思います。
また、田舎で働く際のデメリットとして一つ挙げられるのが仕事を見つけようと思っても、求人自体が都市部に比べて圧倒的に少ないことです。自分の希望条件全てが適う企業はなかなか見つからないでしょう。
また、田舎の企業は、都市部の企業よりも収入が少ないことが多く不満に感じることもあります。給料の額は、仕事へのモチベーションにもつながります。ただ、田舎は都市部よりも物価が安いです。田舎のほうが家賃も安いですし、都市部で勤めるより交際費を減らすこともできます。ぱっと見の給料が少なくて、田舎での就職を迷っている人もいるかもしれませんが、出ていくお金も少なくなることを考慮してみることも忘れないようにしましょう。